5. 肺がんの検査

What is Asbestos Lung Cancer?

肺がんを診断するのための検査については、まず胸部エックス線(X線)写真と胸部CT写真で、肺がんを疑います。

肺がんの最終診断は病理診断(びょうりしんだん)が基本ですので、気管支ファイバースコープ(気管支鏡、FBS)により組織の採取を行い(生検)、病理医による病理検査報告書によって行うことが通常です。

気管支鏡からは到達しにくいリンパ節他の肺がんの診断のために、超音波ガイド下経気管支針生検(EBUS-TBNA=Endo Bronchial Ultra Sound-guided Trans Bronchial Needle Aspiration」も行なわれています。

肺内の変化がわずかで、主に胸腔(きょうくう)に胸水がたまる形の肺がんの場合は、胸腔鏡による組織の生検や、胸水穿刺による細胞の採取(細胞診)で病理検査が行われる場合もあります。

(本項目の文章は2019年3月段階の内容です。2019年4月以降の変化は反映していない場合がある点ご了承ください。)