アスベスト問題を語り継ぐ連続講座 第8回

Lecture Series : Handing Down the Asbestos Issue

中皮腫・じん肺・アスベストセンター
アスベスト問題を語り継ぐ連続講座 第8回
「政策形成訴訟」における「理論と実務の協働」―アスベスト訴訟を中心に―

第8回目 ゲスト:吉村良一氏(法学者) × インタビュアー:北見宏介氏(名城大学法学部教授)

収録日時: 2023年10月20日(金)

【概要】

公害訴訟などでは、訴訟を手がかりに、被害防止や救済のための新たな政策形成が目指されることが少なくありません。

建設アスベスト訴訟では、建設アスベスト給付金法が作られました。

民法学の第一人者としてアスベスト訴訟にも深く関わられてきた吉村良一氏は、こうした訴訟の典型としてアスベスト訴訟を位置づけています。

そして、これらの訴訟では、理論(研究者)と実務(弁護士)の協働が行われていることを、吉村氏はこれまで強調されてきました。

ご講演では、泉南アスベスト訴訟や建設アスベスト訴訟に理論(研究者)の立場から関わってきたご経験を素材に、「理論と実務の協働」のあり方について語っていただきます。

【みどころ】

  • Part1 はじめに ― 公害訴訟との関わり (学部生・大学院生のころ)
  • Part2 「政策形成訴訟」 における 「理論と実務の協働」
  • Part3 アスベスト被害の特質、泉南アスベスト訴訟
  • Part4 建設アスベスト訴訟 Part5.アスベスト訴訟の残さ
  • Part5 アスベスト訴訟の残された課題
  • Part6 若い研究者らに向けてのメッセージ

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