Voices 2019-present
アスベストセンターは、長年にわたり建設労働者の労災補償と訴訟を支援してきました。その経験と実績から現在、日本の経済成長を建設現場から支えてきた建設労働者の皆さん、そのご遺族の集団訴訟「建設アスベスト訴訟」(建設アスベスト訴訟のページにリンク)を支援しています。
2020年8月26日に仙台地裁で提訴した「原告の声」を紹介します。
「⼀⼈親⽅で、働けなければ収⼊が途絶える。術後3ヶ⽉で復職せざるを得なかった。今は働けない。⽯綿のせいでこんな体になった。規制を怠った国の責任は明らかだ。」
「真⾯⽬に働いた⼈がなぜ、こんな⽬に遭わなくてはいけないのか。お⾦じゃない。私の裁判が救済の道しるべになってほしいんです。」
「父は大工として誇りを持って働いてきました。アスベストのせいで亡くなったのは無念だと思います。父ならどうしたいかを考えたとき、父なら他の被害者のために自分が救済の道をひらきたいと考えると思い、訴訟を決意しました。」